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ご挨拶Greetings

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第41回日本てんかん外科学会
会長 森野 道晴
医療法人 熊谷総合病院

私どもは第41回日本てんかん外科学会を2018年(平成30年)1月18日、19日に奈良で開催させていただくことになりました。

私が脳神経外科を専門分野として志してから、30年の時が流れました。最初の10年は脳神経外科一般を研鑽し、そのなかで脳動脈瘤クリッピング術をはじめとする脳血管障害の外科治療や頭蓋底外科および脊椎脊髄外科分野で手術経験を積みました。その後、母校の大阪市立大学脳神経外科で「てんかん外科治療」を立ち上げることになり、私に白羽の矢があたりました。米国のアーカンソー州立大学脳神経外科で留学し、最も外科治療の良い適応となる「側頭葉てんかん」に対し、側頭葉の脳実質を温存して海馬のみを切除する「経シルビウス裂到達法による選択的海馬扁桃体摘出術」の手術法をProf.Yaşargilから学び、その後の20年で自身が経験したてんかん手術数は1,000例をこえています。はじめは「てんかん外科」を自分のサブスペシャルとして考えていましたが、発作がすべてを物語ることを学び、また手術が成功しても発作が抑制できなければ大きな敗北感を感じる‘’てんかん外科‘’にいつしか夢中になっていました。実際、本邦には約10〜20万人の難治性てんかん患者が発作を抑制できずに結婚や就職に支障をきたして困っておられます。このような患者に少しでも役に立とうという気概を持つ若手脳神経外科医を育成したいと考えます。てんかん外科治療の厳しい面および興味深い面を見直すためにも第41回は“てんかん外科手術の技を極める”としました。脳切除あるいは線維離断が中心となるてんかんの手術は同じ手術法でも脳動静脈のバリエーション、脳萎縮の程度の差など、症例によって手術手技の難易度も変わります。安全で正確な外科治療が特に求められる機能外科では術後に大きな合併症を出すことは許されませんが、合併症の出現を恐れるあまり、てんかん焦点に対して不完全な手術を行うと発作が抑制できないことも事実です。このため、本会では側頭葉てんかんの手術をはじめとし、前頭葉切除術、脳梁離断術、大脳半球離断術および迷走神経刺激術の手術手技についてシンポジウムを設けながら、現在の本邦のてんかん外科の礎を創られた先輩方からてんかん外科を志す若手脳神経外科医に叱咤激励のメッセージをいただこうと考えています。特別講演、ランチョンセミナーでは2017WFNS会長のProf. Ugo Ture教授に「Supuracerebellar transtentoria approach」および「Prof.Yasargilから学んだこと」についてお話いただくことになっています。またもう一つのランチョンセミナーでは台湾からProf. Yang-Hsin Shih教授とインドネシアからProf. Zainai Muttaqin教授をお迎えし、それぞれの国内における側頭葉てんかんの外科治療の現状と今後の展望をお話しいただく予定です。なお、本会に引き続き、平林秀裕会長(奈良医療センター)のもと第57回日本定位・機能神経外科学会が開催されます。例年通り、合同教育セミナーも充実した内容で企画いたします。

皆様のご協力とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

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